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泡盛天使の酒造所めぐり 第2回 忠孝酒造(豊見城)

忠孝酒造に行く時は絶対飲む!
理由は、蔵の中で「4日麹」の泡盛を飲みたい!という勝手な理由による。
それで取材は夕方からにして頂いた。

忠孝酒造は、46ある酒造所の中でも、抜きん出て個性的な酒造所だと思う。
現在3代目の社長・大城勤氏は東京農大で醸造学を学んだ研究者肌の人で、とにかくパワフルで楽しい!
週末の忙しい夕方に、社長直々に蔵も案内してもらい、美味しい泡盛を頂きながらの(希望通り)取材になった。

忠孝酒造の始まり

忠孝酒造は1949年大城酒造所としてスタートした。
今年65周年になる。創業者は大城忠孝。
創業した頃は、経営もきびしかった(どこの酒造所も大変だった)。
意を決した忠孝氏は、ランドレースという白豚を県内で初めて導入して、3,000頭の養豚を始めた。
泡盛を蒸留したあとに残る酒かすは、栄養たっぷりで、いい肉質の豚に育ち酒屋の経営を支える収入になった。

目の付け所がよかった。
酒より養豚で儲かったのに、酒造りをやめなかったのは、誇りと将来の展望だったのかも知れない。
やがて成人した息子・繁が2代目となる。
大城酒造所から、社名を創業者の名前の「忠孝酒造」に改名。
ここから、忠孝酒造の新たな歴史が始まっていく。

人生の物語を記憶していくお酒造り

先代の繁さんは、甕で古酒を造ることを始める。
造って売るだけの酒屋じゃなく、泡盛の醍醐味は何といっても古酒にあることを確信しているからだ。
甕に寝かせることで、熟成した美味しい古酒を造る!いや造らなければならない!と決めたのだろう。

ある時、旅行で訪れた「美濃焼き」の窯元で陶芸を体験した際、他の人たちよりもうまく「初めてにしてはスゴイ!」と褒められたそうだ。
これに気を良くしたのかどうかは別にして、「酒を寝かす甕は自分で造ろう」と決めたそうだ。
その時の作品は、今でもちゃんと大事に残っていて勤さんが見せてくれた。

それからは一直線!
失敗を繰り返しながら、とうとう自社甕が完成した!

一番大事な、原料の土にこだわったという。
泡盛の熟成に適している土造りが最大の課題で、試行錯誤を繰り返す中で完成したのが、島尻ジャーガルと琉球赤土をブレンドして泥にし、漉し粘土にしたもの。
大きな甕から小さなものまで、すべて自社製というから驚く。
繁さんは、社長を勤さんにゆずった今も甕を焼く。
工房には専門の職員が6人いてロクロをまわし、すべて手造り。1200度の温度で焼くのだそうだ。
(壷やなら陶芸家というのかも知れませんが)、酒屋なのに年に一度陶芸祭というものを開催するからほんとにスゴイ酒屋だ。

甕は「熟成文化の根底」だという。
今や多くの酒造所が、ステンレスのタンクで貯蔵熟成させている中で、あくまでも甕にこだわる。
平成18年には、忠孝南蛮荒焼き甕で、日本醸造協会技術賞を受賞した。
そして、ついには、甕を貯蔵するすべて木造の蔵まで建ててしまった。
しかも釘は一切使わないという徹底ぶり。
県内木造建築物では、首里城に次ぐ貴重な建築物となっている。
社長の勤さんに、案内してもらった。

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