黒島善太 黒島善太さん(石垣市在住)は、1995年(当時小学校一年生)の初応募以来、2000年(小学校六年生)までの6年間連続で最優秀賞に輝くという快挙を成し遂げられました。

あおぞらコンクールには毎年600点前後のご応募があり、一年生から六年生までの各学年ごとに最優秀賞3点、優秀賞3点、佳作8点を選出させていただいておりますが、これまでの18回の歴史の中で、6年連続最優秀賞という快挙を成し遂げられたのは黒島さんがはじめてです。
JTA あおぞらコンクール
黒島善太
JTAあおぞらコンクール
最優秀作品


(無題)
1995年
石垣市立新川小学校1年生

アダンの実にヤシガニがいたよ
1996年
竹富町白浜小学校2年生

ガサミをつったよ
1997年
竹富町白浜小学校3年生

がんばれ中二組
1998年
石垣市立新川小学校4年生

豊年祭のツナヌミン
1999年
石垣市立新川小学校5年生

旧盆の闘牛大会
2000年
石垣市立新川小学校6年生

(無題)

アダンの実にヤシガニがいたよ

ガサミをつったよ
がんばれ中二組 豊年祭のツナヌミン 旧盆の闘牛大会
JTA あおぞらコンクール  
JTAあおぞらコンクール
トップページへ



 

6年間の作品を見て

黒島善太君の作品は、全て生命感に充ち溢れているというのが6年間を通じての深い印象です。色ずかいも3年生まではクレヨン画と水彩画の特徴を大事にしながら濃淡も味わい深く、実にみごとです。画題も一年生では人と魚で海中の情景、二年生では二人の少年がヤシガニを見上げる陸上の情景、三年生では水上の三人の少年が水中のガサミと遊び実に生き生きとした情景、そして四年生からは集団の勇壮を描き、五年生では豊年祭を描き祭りの衣装や演舞の鋭い観察、画面構成にみる奥行きの深さ、色調の豊かさ、六年生では沖縄の伝統、闘牛をとり上げ、手前の闘牛士や牛の鼻ずなを大きくアップし観衆を小さく描くことによって画面上に距離をつくりその中に格闘する牛を描く、ドキドキする空気が伝わって来ます。普通の場合、小学校低学年では観察によらない空想画、構想画、観察による描写が適当なのは高学年とされ、これは児童の心身の発達段階に配慮する考え方です。でも黒島君はこのような大人の思い込みを払いのけ、絵は描きたいものを好きなように描くというのを力強く示しています。

また一般的には一度受賞するとその喜びと手柄に引きずられ、テーマも描き方も似たものになりがちですが、黒島君の6年間の作品にはそれが全くないのが立派です。指導の先生、そして喜びを共にしたご家族にも頭が下がります。今後も6年間の名誉にひたることなく他人との競いにあくせくせず、常に向上心をもって新しい世界に目を開いてください。

JTAあおぞらコンクール審査員
喜名盛勝


 

COPYRIGHT (C) 2001- JapanTransOcean Air All right reserved.