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大島保克
インタビュー
大島保克


今回のアルバムはオリジナル曲が多いですよね。詩の中には方言がたくさん出てきますけど、苦労されたことなどありますか?
そうでもないですね。実は、中学1年から高校を卒業するまで親元離れて、じいさんとばあさんと生活してたんですよ。といっても家から50メートルくらい離れたとこなんですけどね(笑)。それで「方言でしゃべってくれ」と頼んでいたから、だいぶ覚えてますね。別に意識してた訳じゃなくて、なんとなく、島の古い方言が覚えたいなぁと思って。まぁ好きだったのかな。それに、民謡は子どもの頃からずっと聴いてるから、唄言葉を覚えてるんで、自然に出てくるというかそんなに苦労はしてないですね。
おじいさん、おばあさん子だったんですか?
もう、じいさん、ばあさん子で。じいさんは亡くなりましたけど、僕の三線はじいさんの手作りのもので民謡のことは何もかも教わりました。
高校時代はロックをされてたと聞いたのですが?
ロックというかですね。中学の頃からギターが好きだったんで、高校時代からBEGIN(大島さんと同級生です)の練習で一緒にやったり、仲良かったんで、学校の行事がある時にはちょっとしたバンドをしたりしてました。
その頃は八重山高校黄金時代というか、たくさんの方がデビューしてらっしゃいますね。
そうですね。ひとつ上には幸人(新良幸人さん)がいて、僕らの時代にBEGINがいてとにかく賑やかでした。
民謡を本格的にやるキッカケのようなものはあったんですか?
高校を卒業してヤマト(本土)に出る時、洋服とギターと三線だけをもって出ていったんですよ。別に音楽をやるつもりはなかったから、就職のための上京だったんですけどね。だけど21歳の時にBEGINがデビューして、ファンの人に島の音楽を聴かせたいということで、僕が呼ばれたんです。(BEGINのメンバーは)僕が三線弾けるのを知ってたので。その時にBEGINのメンバーやレコード会社の人が「お前も音楽やったほうがいいんじゃないか」と言ってくれたんです。それがきっかけで2ヶ月後くらいに会社を辞めて「よし、俺も音楽やるぞ」って(笑)。なのに、それを皆に言ったら止められて、「なんで会社辞めるんだ、何を真に受けたんだ」って笑われて(笑)。まぁ、そういいながらも彼らが応援してくれて作ったのがファーストアルバム「北風南風(にしかじはいかじ)」なんです。バックの演奏はデビューを後押ししてくれたBEGINなんですよ。
その頃は東京なんですよね。それから大阪に移られたのは理由があったんですか?
前からね、大阪にはライブで行っていて、いいなぁと思ってたんです。やっぱり田舎から外に出て、東京にも憧れてたけど、大阪にも憧れていたんですよね。あの独特の雰囲気に。僕はどこにも永住するつもりはないんで、東京も7年住んだし、ちょっと機会があったから大阪に住んでみようかなという感じで。今、関西でも定期的にライブはしてるんだけど、月1位で東京には通ってます。圧倒的に仕事の量は東京の方が多いですからね。
昨年はヨーロッパなど各地を廻られたと聞いたんですが、どんな所でライブをやられたんですか?
イギリスは15箇所くらい、アイルランド、ベルギーなどいろいろ廻ったんですけど、パンクロックのクラブみたいなとこから、小さな画廊みたいな所まで、大きなとこではクイーンエリザベスホールでもやりましたよ。
どうでした?
すごいですよ。ヨーロッパの人は。音楽を聴く文化ができてるというか、先入観なく、良いものは良い、悪いものは悪い、という感じなんで楽器がどうのこうの、言葉がどうのこうのということは全くないですね。
アジアの方も行かれたんですよね?
世界一周している日本人向けのちょっと豪華な船があって日本からシンガポール、中東、ヨーロッパ…3ヶ月位かけて廻るんです。その船にエンターティナーとして、何週間か乗ってたんです。マジシャンがいたり、落語家がいたり有名歌手がいたりという感じの中で僕は色物的な存在だったのかもしれませんね(笑)
今回のアルバムはアコースティックな感じでできていますね。
僕はもともとアコースティックな方が好きなんでね。それでほとんど生楽器なんです。
「生り島離り(まりじまはなり) ♪real player」は聴きながら目頭が熱くなってしまったんですが、どんな風にあの曲は生まれたんですか?
これは実は親戚のおばさんの話がヒントになってるんです。もう大阪で35年住んでいる方なんですけど、石垣から集団就職で出てきた時に(当時は船で約一週間)、教科書でしか見たことのなかった大阪城を見て、嬉しくて感動した後「こんなに遠くまできたんだ」と涙が出てきたそうなんですよ。急に。すごい嬉しかったんだけど、「ここまで来てしまったか」という思いが急に溢れてきたみたいで。その話を聴いた時に「そうだよな」と感動してこの唄ができたんです。
同じような感情が大島さんの中にもあったんですか?
僕らは飛行機でぱっときましたけどね(笑)。ちょうど4月だったんで、桜が満開でめちゃくちゃきれいだったんだけど、「寂しいな」という思いが沸いてきたんですよね。あの豪華さがね、あまりも豪華過ぎて少し冷たい印象を受けたんですよね。それがそういうことなのかなって。
今は桜見てどう思います?
きれいですよね(笑)。今はそうじゃないんですけど、内地に出て来たときはそう思ったんですよ。ものすごい違和感があって。感動もするんだけど、「なんでこっちにいるんだろう」みたいなことを考えて。そういうことをBEGINの等(上地等さん)と話しながら作った曲なんです。
生まれ島である石垣にはよく帰られるんですか?
年に何回かは帰ってますよ。今年も一度帰ったし。祭りの時期にも帰ります。ちゃんと出ますし。それで最近考えるんだけど、生まり島を離れて今年で15年、一回りしたかなって実感してますね。シマンチュの感覚が戻ってきたというか。ヤマトに出てきた頃はヤマトのサイクルに流されてた部分があったんだけど、今はのんびり島モードで生活してるというか。
なんでしょう、それは?
昔の時間の感覚と似てきて、多少は落着いてきたのかな。あと、去年外国に行ったことで、やっぱり沖縄は素晴らしいなと再確認できた、本当にいい所に生まれたなと実感できた。外へ行けば行くほど島のことを書きたい気分になる。去年外国にでて島のよさが身に沁みたのかな。
那覇でのライブ予定があるんですよね?
(困惑気味に)あるのかな? (確認作業の後)5月にありますね(笑)。5月25日ですね。那覇のリウボウホールですね。
忘れてらっしゃった?(笑)
すぐ忘れるんです(笑)
最後に「美ら島物語」読者の方にメッセージをお願いします。
今回のアルバムには英語でも解説が入っているので、CDを買っていただいた方には解説がつきますので(笑)、それだけでも聴きやすいかと。あと、島に帰るといつも思うんだけど、1時間あるといろんなことができるんですよ。その島の時間の流れ方というかを感じてもらって、ゆっくり聴いていただけたらと思います。喧噪を逃れて聴いてください。

   どうもありがとうございました。



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