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沖縄の島歌巡り 恋ししまうたの風 〜南の島々のうたを訪ねて:第6回「黒島口説」

「口説」の代表曲のひとつ 〜「黒島口説(クロシマクドゥキ)

黒島風景

沖縄本島では「クドゥチ」、八重山では「クドゥキ」と発音する「口説」は、18世紀頃に本土から入ってきた音楽の形式で、七五調の長編の物語歌のことです。

代表的なものに「上り口説(ヌブイクドゥチ)」、「下り口説(クダイクドゥチ)」、「十番口説(ジュウバンクドゥチ」)」、そして「黒島口説」などがあげられます。

とりわけ有名な「上り口説」は琉球王府が薩摩の支配下にあった時代、首里城から那覇港、そして薩摩へ上る長旅の様子を詠った叙景詩であり叙情詩です。
旅する人物は御用で薩摩へ出張するお役人を彷彿させます。

「上り口説」には力強く踊る「二才踊り(ニーセイウドゥイ)」が踊られます。
薩摩の在藩奉行を歓待するためにつくられたと言われる二才踊りは、 御茶屋御殿で演じられることが多く、
「上り口説」は必ず披露していたようです。

なお、「下り口説」は薩摩から那覇まで下ってくる様子を詠っているので、 しばしば対で演じられていたようです。

また八重山には「上り口説(ヌブイクドゥキ)」といえば八重山から那覇への旅路を、 「下り口説(クダイクドゥキ)」は
沖縄から八重山への旅程を詠っている口説もあるようです。

披露されていた場所や歌詞の内容を考慮すると、「上り口説」や「下り口説」には政治的な時代背景が見えます。

本来、口説には囃詞(はやし)がともない囃されていたのですが、今日ではその多くが省略されているところ、
「黒島口説」は地謡部分と囃子の部分がはっきりと分かれて残っており、口説の原型をとどめていると言えます。

「黒島口説」は黒島の生活と情景をユーモラスに表現した土地賛歌であり、囃子には南の島らしい底抜けな明るさが感じられます。

また「黒島口説」は結願祭で奉納される奉納舞踊でもあります。

黒島近海



『恋ししまうたの風』
第6回は「黒島口説」の生まれ故郷、黒島へ旅します。





  

牧草地が広がりのんびりと牛が暮らす黒島

黒島風景

八重山の玄関口、石垣島から高速船で南西へ約30分。
右手に竹富島を眺めながら海風を頬に受け、エメラルドグリーンの海の上を滑ると、そこは黒島。

周囲約12km、面積約10ku、人口214人(2011年1月現在)、牛はその10倍以上。
ハート型をした平坦な島は牧草地が広がり、自転車で廻るにはほどよい感じです。




リピーターとなっている旅人に黒島の魅力を尋ねたところ、一様にして開口一番!

「何もないところがいい」   とのお答え。

「牧草地が広がり、のんびりとした牛がいる光景は本当にゆったりとした気持ちになれます」
「のどかな島で、自転車でのんびりと廻るのにちょうどいいから好きなんです」
という声が聞かれました。


黒島の牛たち

牛がのんびりと草を食むのどかな島も、牛一頭が当たる抽選会もある非常に楽しい「牛まつり」や、伝統ある「豊年祭」が開催される日には、一気に人口が膨れ上がり熱気を帯びて盛り上がります。
ゆったりとした島の流れもときには情熱的に一変するのです。

 

 

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