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沖縄の島唄巡り 恋ししまうたの風 〜南の島々のうたを訪ねて:第19回「漲水のクイチャー」(宮古島)

「漲水(はりみず)のクイチャー」を訪ねて 〜 ニ度目の宮古島

宮古圏を代表する民俗芸能のひとつ「クイチャー」。

「クイ」は「声」、「チャー」は「合わす」。
(「クイ」は「乞う」という説もあります。)

「クイチャー」は「声を合わす」という意で、歌と踊りの両方を意味します。

円陣を作り手拍子を打ち、両手を上下に振り、両足で大地を踏み鳴らしてみんなで踊る集団舞踊であるクイチャーは、雨乞い祈願から由来するとされています。

クイチャーには、「西原のクイチャー」、「うるかのクイチャー」、「荷川取のクイチャー」、「池間のクイチャー」、「佐良浜のミャークヅツクイチャー」、「多良間のクイチャー」などなど、宮古圏のそれぞれの集落に独自のクイチャーが存在しています。

曲調、歌詞、踊り、似ている点もあれば、違う点もある。集落の数だけ、クイチャーの数が存在するのです。

「漲水のクイチャー」は、宮古人なら誰もが踊れるというまさに宮古を代表するクイチャー。
『恋ししまうたの風』第19回は、島唄を訪ねて二度目となる宮古島から「漲水のクイチャー」をお届けいたします。

「漲水のクイチャー」の歌詞と大意

一、漲水ぬ船着ぬ 砂んむなぐぬよ ヤイヤヌ
   ヨーイマーヌーユ 砂んむなぐぬよ ニノヨイサッサイ

ニ、粟んななり米んななり 上りくばよ ヤイヤヌ
   ヨーイマーヌーユ 上りくばよ ニノヨイサッサイ

三、島皆ぬ三十原ぬ 兄小達やよ ヤイヤヌ
   ヨーイマーヌーユ 兄小達やよ ニノヨイサッサイ

四、ピラとらだカニヤ押さだ ゆからでだらよ ヤイヤヌ
   ヨーイマーヌーユ ゆからでだらよ ニノヨイサッサイ

(大意)
一、漲水の船着場の白砂が

ニ、粟となり、米となって、上がってきたら

三、島中の三十村の兄さんたちは

三、ヘラや鍬をとって押すことなく楽になるよ

「クイチャー」の起源は定かではありませんが、『御嶽(うたき)由来記(1707年)』によりますと17世紀半ば、首里城の国王の面前で「アヤグ(歌謡)」や「クイチャー」が披露されていたとあります。

琉球王朝時代から宮古を代表する歌舞であったことは確かなようです。

「むかしの祈願の中心は、航海安全と豊穣祈願と言えます。
いまのように航海が容易ではない遭難の多い時代であったので、航海安全を祈っていたのです。
また、当時の納税は穀物と織物でした。

雨が降らないと穀物がとれない。穀物がとれないと税を納められない。と同時に、穀物は自分たちの食い扶持でもあるので、穀物がとれないことは生活、生命にも直結します。
そう考えると、当時の人々の雨乞いにかける想いは深刻でした。

むかしの地面はアスファルトではなく、土です。
大地を踏み、土埃を巻き上げ、その埃が雲を呼び、雨を呼ぶ。
雨乞い祈願であるクイチャーの動きが大きいことは雨を呼ぶためでしょう」

解説をいただいたのは、宮古島市史編さん委員会委員長の仲宗根將ニさん。

宮古島から伊良部島、多良間島へ渡る海の玄関口である平良港近くに佇む漲水(はりみず)御嶽を眺めながらお話を伺います。

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