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沖縄の島唄巡り 恋ししまうたの風 〜南の島々のうたを訪ねて:第26回「くはでさ節」(久米島)

初めての“ホーミー”漁りと美しすぎる自然界で

みなさまは「ホーミー」をご存知でしょうか?

内地の方は、「聞いたことがない」という方が大半でしょう。
琉球弧のみなさまは、スグにおわかりになるかと思います。琉球弧の殿方のみなさま、「いったい何を書くんだ?!」と妙な期待はしないで下さい(笑) 今回のホーミーとは“海ホーミー”のことです。

“めったにとれない”、“めったに食べられない”と言われる「ホーミー」。

久米島でホーミーを出してくれるお店は2軒。今回の取材で、そのうちの1軒に連れて行って頂きました。3年前の取材時にも連れて行っていただいたディープな、ディープなスナックです。

そして、ウワサのホーミーも登場!

ホーミーとは、得体のしれない海の幸。今回の取材をあわせても、私の人生でホーミーを食べたのはたった3回。
すでに切って出されているので、原型は留めていません。磯の香りがする、やわらかい食感。なんとも不思議な食べ物です。
いったいどんなカタチで、どんな風に海にいるのだろうか。

興味深くホーミーを観察していた私に
「明日は大潮だからホーミー漁りに行くけど、いっしょに行く?」
と声を掛けてくださったのがお店の京子ネーネー。

「いいんですか?! ぜひお願いします! 海にいるホーミーをぜひ見てみたいです」

こうしてめでたく翌日は朝から人生初のホーミー漁りへと出掛けることになったのでした。

少し雲が多めの朝、久米島で唯一セリ市場のある真謝港を10時過ぎに出港しました。

「以前テレビでホーミーは伊是名島でしか食べないみたく放送されていたけど、久米島でも食べるんだよね」

と京子ネーネー。ホーミーは方言で、正式には「イソアワモチ」という名前だと教えてくれました。

今回のホーミー漁りは京子ネーネーとネーネーの友人2名、私の計4名。京子ネーネーいわく、「ここは穴場なんだよ」とのことなので、詳しい場所の説明は控えさせて頂きますが、船でないと行けない“はての浜”近くのようです。

穴場だという目的地に着くと、真っ白い砂が眩しい。離島の海の色は格別。エメラルドグリーンという言葉がしっくりときます。

貸切状態の砂浜と海。沖縄で暮らしていても、これほどひとがいない美しい浜はなかなか出会えません。
カタブイ(片降。片側の空だけ雨が降っていること)で半分は鈍色の雲が上空に、半分は夏の青空が広がっています。

ふた手に分かれてホーミー漁り開始。私は京子ネーネーについて行くことになりました。
潮が引き始め、いままで隠れていた岩肌がだんだんと表面にあらわれてきました。
ホーミーがどんな風にいるのか見当もつかず、ネーネーのあとをついて歩きます。

ティーダ(太陽)カンカン、海は青い。

「いっこめ、みーつけた!」
早くもネーネーがホーミーを見つけたようです。

でも、
「え? いったいどこにいるの??」
見つけたという岩肌を見ても、ただの岩肌。

「コレ、コレ」
ネーネーがホーミーをひっぺがしてみせて、初めてわかりました。

「これじゃあ、絶対わかんないよ!」
ホーミーがあまりにもうまく擬態化していて素人の私には見分けがつかない。

正直、見た目は、気持ちのよいモノでは決してない。その姿は、海の岩肌と同じような色と模様をもった、ぷっくりと肥大化した巨大ナメクジのよう。

「こんなのを初めて食べようと思ったひとはすんごいチャレンジャーですよね!」
「そうねぇ。お店でも食べる前に現物を見せたらみんな食べれないはず」

ネーネーと苦笑い。

1個目のホーミーは手のひらより大きいくらい。ホーミーのなかでもかなりマギー(大きく)だそうで、ネーネーはとっても嬉しそう。

ホーミーが擬態化して岩の上にいるとわかると、ネーネーと離れて、ひとりでホーミーを探して歩いてみました。
しかし、いくら探せど探せど、ホーミーはまったく見当たりません。

「うーん。ないなぁ。ネーネーはどうしているだろう。2個目はとれたのかなぁ?」

気になってネーネーの方へ近寄って行って「その後どうですか?」と尋ねると、袋にはすでに数十個ものホーミーが入っている。サスガです。いやはや、恐れ入りました。

私がひとつも見つけられないというのに、その間、ネーネーはたーくさんのホーミーをゲットしている。ここはひとつ考えを変えて、ネーネーの後をついて歩くことにしました。

ネーネーは次々とホーミーを探し当て、ときには「2つゲット〜♪」、「3つゲット〜♪」と子どものような無邪気な笑顔でホーミーを私に見せてくれます。

ネーネーの後をついて歩いて、数えきれないほどのホーミーを見てわかったのは、マギーなのから、ちゅうくらい、赤ちゃんホーミーまで、大きさがさまざまだってことだけで、「ほらソコにいるよ!」とネーネーが言ってくれてもなかなかわかりません。

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