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沖縄の島唄巡り 恋ししまうたの風 〜南の島々のうたを訪ねて:第31回「山崎ぬアブゼーマ節」(黒島)

ユーモラスな躍りとともに人々を楽しませる黒島の「山崎ぬアブゼーマ節」

蒸し暑い賑やかな那覇の夜。とある地下の民謡スナック。アンガマの面をかぶり、腰を折り曲げて「山崎ぬアブジャーマ」を踊っている男性の姿を目にしました。

初めてその躍りを目にしたときは、ユーモラスある動きで、なんだか楽しそうなウタだな、という印象。

躍りの主は飛び入りのウチナーンチュの初老男性客。

「これは好色じぃさんのウタなんだよ」と隣の方が笑いながら教えてくれました。

おじぃさんらしいゆったりとした足取りで、客席の女性にちょっかいをかけたり、立っている女性を追いかけては撫でまわす所作に、周囲のお客さんも手を叩いての大笑い。

「山崎ぬアブジャーマ」で知られる遊びウタの生まれ故郷は、八重山諸島のハートアイランド・黒島。牛の数が島民の10倍以上という牧草地が広がるのどかな島です。

本場黒島では「アブゼーマ」と発音される「山崎ぬアブゼーマ節」。

民謡スナックや余興でしばしば踊られるこの唄は、黒島の山崎村に暮らす好色なアブゼーマ(お爺さん)と関わりをもったふたりの女性との三角関係をうたった遊び唄です。

『恋ししまうたの風』第31回は、島唄を訪ねて三度目となる黒島から、ユーモラスな躍りとともに人々を楽しませる「山崎ぬアブゼーマ節」をお届けいたします。

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(2014.4.28掲載)

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