ナビゲーション

地図から探す

島名から探す

検索

池田 卓 船浮通信

新年、明けましておめでとうございます。

今年も船浮通信をご愛読、宜しくお願い致します。

元日から日本列島を寒波が襲い、寒いお正月となりました。

12度まで冷え込んだ船浮では、年に数回しかお披露目できないマフラーが活躍できる貴重な日となりました。

そんな寒さの中、夜中にタコを取りに行くのがこの時期の楽しみでもあります。/

だいぶ大ざっぱですが、一番引く潮は、夏は昼、冬は夜と習いました。

だから、夏の潮干狩りはお昼に貝を捕りに、冬は夜にタコを捕りに行くのです。 タコも一年中同じところにいるわけではなく、夏は深い海に、冬は礁池に戻ってきます。 うちの両親は三日三晩、睡眠よりもタコ捕り。祖母は、幼い孫を寝かしたままこっそり出かけるほどでした(笑)

捕って楽しく食べて美味しいタコ。

しかも一年に数回の潮時にしか行けないというから心躍るのも無理はないかもしれません。

月明かりを頼りに、タコの家を見つける楽しさ。そこにタコがいた時の嬉しさ。イグン(モリ)ひとつでタコをくすぐり、巣から出す技術。墨を吐き巧みに逃げるタコを射止める瞬間。

潮と月と場所と先人の知恵と技術。全て揃ってからしか手に入れられないものが、この島にはたくさんあります。 だからこそ、ひとつひとつをとても大切にして生きている島の人々。 かっこいいです。

そんな冬の潮を歌った八重山民謡に「月ぬまぴろーま節」という歌があります。

『月が真昼間のように明るく、真上にきた冬の最大の引き潮の真夜中。

夜参りをして、月に願いをいたします。
どうか、愛しい人に逢わせてください。

願いを聞いてもらえないのなら、逢わせていただけないのなら、私は命を捨てます。どうしますか?神様。』

命をかけて、神様とかけひきをする。

厳しい大自然と、不自由で理不尽な世の中で、極限の生活をしていたからこそ、生まれた歌のように思います。

旧暦の11月。一年で最も、月が真上にあるとき。

島の人が最も望んでいる月を、一度ながめてみてください。

 (池田 卓)

(2015.1.8掲載)

topへ戻る

当サイトは、日本トランスオーシャン航空(株)がお届けしています。
Copyright © 2001-2017 Japan Transocean Air. All rights reserved.

沖縄広域MAP

沖縄詳細MAPへ

閉じる

沖縄詳細MAP

  • 伊平屋島
  • 伊是名島
  • 伊江島
  • 粟国島
  • 久米島
  • 渡名喜島
  • 沖縄本島
  • 慶良間諸島
  • 北大東島
  • 南大東島
  • 石垣島
  • 小浜島
  • 鳩間島
  • 与那国島
  • 竹富島
  • 新城島
  • 黒島
  • 西表島
  • 波照間島
  • 伊良部島・下地島
  • 宮古島
  • 多良間島

沖縄広域MAPへ

閉じる

  • 粟国島
  • 新城島
  • 伊江島
  • 石垣島
  • 伊是名島
  • 伊平屋島
  • 伊良部島・下地島
  • 西表島
  • 沖縄本島
  • 小浜島
  • 北大東島
  • 慶良間諸島
  • 久米島
  • 黒島
  • 竹富島
  • 多良間島
  • 渡名喜島
  • 波照間島
  • 鳩間島
  • 南大東島
  • 宮古島
  • 与那国島
  • 奄美大島
  • 与論島

閉じる