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池田 卓 船浮通信

幼い頃、川に行くと言えば、マングローブでのチヌ釣りだった。
島では、効率や獲物の習性を考え、「これをするならこの時間」と言うのが決まっている。
チヌ釣りの場合、大潮の干潮時を狙っていくので、出発時間は言われなくても昼前となる。(大潮の時は必ず朝夕が満潮、昼間が干潮にあたる)

まず、干上がった沼地を掘りおこしシャコを獲り、それをエサに釣りを始める。
満潮時はそこらへんに散らばっている魚も、干潮時には幅10メートルほどの水路に集まっているから、入れ食いだ。

必要な分釣った後は、潮が満ちるまでマングローブの中で遊びながら、世界最大のシジミを獲ったり、ガサミを捕まえたりして生きる術を身に付けてきた。

ふなうき荘のお客さんとマングローブへ行くと、そんな事を話したり体験したりする。
僕も勘違いしていた、マングローブとは木の名前じゃない事や、ヒルギが塩水でも生きていけるわけ、昔はマングローブの木々もさまざまなことに使われていた等々。
案内していると、さらに調べるようになるし、ひとつ知ると、また違う目線で物事をみるようになる。それを積み重ねていくと、全てが繋がっていることに気付く。

マングローブを経て海へ流れ出る、ミネラルや栄養分を豊富に含んだ山水。おかげで世界有数のサンゴ礁が育まれ海の生き物が集う。
二酸化炭素を取り込み酸素を提供するサンゴたちのおかげで、西表の海水は酸素を多く含み、水中でもマングローブの植物は生きることができる。
マングローブという湿地帯があるおかげで、渡り鳥は西表にやってくる。
鳥たちは山の木のみを食べ、さまざまなところに森を作ってくれる。

そこで始めた米作り。

3年目を迎え、今年もしっかりと祭り分のもち米を収穫することができました。

農業に携わる人が増えれば、豊年祭は必ず島にとって重要なものになる。

祭りが甦れば、その祭りを司るお年寄りも元気になるし、棒術や獅子舞など青年たちも輝くことができる。それを見た島の子供は、祭りの中のかっこいい大人たちへ憧れを抱き、いつかその祭りを担いたいと願う。

子供たちが憧れる祭りになれば、豊年祭は必ず復活する。

そんな日を夢見て植えた珈琲の木も、南風に吹かれスクスクと成長し、3年目の今年、やっと白い花を咲かせてくれました。

船の島、船浮に船揚場は5艇分しかない。
台風が来た時は、そのマングローブに船を避難させる。
どんな嵐でも、マングローブの木々に守られ、その川だけは静かなのだ。

海と山をつなぐマングローブ。
風と波は静かでも、さまざまな動物の生活の音が響き渡る。

じゃじゃ丸ツアー 090-8837-7155
 

 (池田 卓)

(2015.8.11掲載)

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