ナビゲーション

地図から探す

島名から探す

検索

船浮通信

池田卓 船浮通信

  • 第54回 ヤドカリ2

    先月、ヤドカリの貝の話をしてから、船浮を歩いているヤドカリがやたら目に留まるようになりました。
    やっぱり僕らが食べているアンピタ(オオベソスガイ)を背負ったヤドカリばかりです。
    もちろん、もともとはいろんな貝を背負っています。
    砂浜に行くと、カラフルで様々な貝を背負ったヤドカリに会うことができます。
    ちなみに、ほんらい砂浜にはたくさんのきれいな貝がうちあがります。その貝たちも人の目に留まる前に、ヤドカリたちのお家になっていきます。

    幼少期を砂浜で過ごしたヤドカリが陸で生活をするようになると、交換する貝が人の食べ残した貝殻しかなくなるので、その土地でよく食べられる貝になるということです。


               

    ふなうき荘の夕食に、潮の香りと貝のだしが最高なアンピタの汁が出た晩、食後にヤドカリのショーが始まります。
    子供達に大人気ですが、声を上げて喜ぶのは期待をしていなかった大人たちの方です。

    まず、食卓に並んだアンピタの汁を飲み干します。次に貝の中の身を食べるのですが、その中身を出すのも楽しみの一つです。右手に貝を持ち、手首を固定したまま手のひら下を左手に叩きつけると、反動で中身が飛び出してきます。
    楽しくておいしい、ふなうき荘の人気メニューのひとつです。

    そして、みんなが食べ終わったアンピタの貝を集めて、道端に投げ捨てて放っておくこと10分。
    かなりの数のヤドカリが食べ残した貝殻に集まってきています。



        

    春到来

    観察していると、その貝をのぞき込んでいるヤドカリ、一つ一つ貝の外見を見ながら歩き回っているヤドカリ、一つの貝をめぐってケンカをしているヤドカリと様々です。
    お気に入りの貝を見つけた後は一瞬で入れ替わり立ち去っていきます。
    中には入れ替わったけど、住み心地が悪かったのか元の貝へ戻るヤドカリも。でもその時には時すでに遅し。ほかのヤドカリがさっきまで入っていた貝に入っていたり、その場はてんやわんやとかなりの賑わいです。

    30分ほどでしょうか。すべての入れ替わりが終わったヤドカリ劇場にはさぞかし、古い貝殻が散乱していると思いきや、何も残っていません。
    裸のヤドカリが来ているのでしょうか?不思議です。

    たかがヤドカリ。されどヤドカリ。
    知らないだけでまだまだ奥は深そうです。

    (2017.12.04掲載)


     

               

     

        前へ  TOPへ  

topへ戻る

当サイトは、日本トランスオーシャン航空(株)がお届けしています。
Copyright © 2001-2017 Japan Transocean Air. All rights reserved.

沖縄広域MAP

沖縄詳細MAPへ

閉じる

沖縄詳細MAP

  • 伊平屋島
  • 伊是名島
  • 伊江島
  • 粟国島
  • 久米島
  • 渡名喜島
  • 沖縄本島
  • 慶良間諸島
  • 北大東島
  • 南大東島
  • 石垣島
  • 小浜島
  • 鳩間島
  • 与那国島
  • 竹富島
  • 新城島
  • 黒島
  • 西表島
  • 波照間島
  • 伊良部島・下地島
  • 宮古島
  • 多良間島

沖縄広域MAPへ

閉じる

  • 粟国島
  • 新城島
  • 伊江島
  • 石垣島
  • 伊是名島
  • 伊平屋島
  • 伊良部島・下地島
  • 西表島
  • 沖縄本島
  • 小浜島
  • 北大東島
  • 慶良間諸島
  • 久米島
  • 黒島
  • 竹富島
  • 多良間島
  • 渡名喜島
  • 波照間島
  • 鳩間島
  • 南大東島
  • 宮古島
  • 与那国島
  • 奄美大島
  • 与論島

閉じる