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島袋浩 シマグラファー道場

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第7回「夏のリフレイン]

先月、沖縄もさすがに暑さがやわらいだなどとレイトサマーな話題であったが、先日、波照間島で土俵際、新北風(ミーニシ)ウッチャリ気味なピーカンな夏を体験した。

日本最南端における夏横綱の鮮やかな決まり手であったが、ニュースではサシバの渡りを告げ、この駄文がアップされる頃にはミーニシも報告されている事だろう。

ミーニシとサシバの渡りは「もう今年の夏は絶対に終わりですから」と告げる絶対的な季語なわけで「レイトdeレイトサマー」などと抵抗活動する夏レジスタンスの抵抗を一切受け付けないタフ&ニートな季語なのである。

なので我々、沖縄常夏化計画機構としても秋の到来を渋々認めざるえないわけで、ならば、シマグラファー道場として「沖縄におけるアッキーナ写真」なるものを指南してみよう。

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秋と言えば本土では、紅葉であるが残念ながら沖縄で紅葉を見る事ができない。

ヤンバルなどで松くい虫にやられて赤ちゃけた琉球松を見て「紅葉よっ!」て勘違いする観光客もしばし見受けられるが、その景観は沖縄の自然景観における由々しき問題なのである。

秋と言えば、全国的に「天高く馬肥える秋」と詠われる様に秋の天空は広々く感じられ、巻雲や高層雲の様なドラマチックな雲が多く見られる季節。

いわゆる、少年少女の頃、秋の運動会で見上げた空の事だ、つまり秋における風景写真とは、沖縄らしい建造物や自然を取り込みながら、空をダイナミックに取り込んだ写真である。

レンズはなるべく広角(ワイド)側で撮るべし、青空の日中もいいが、空が茜かかるころあいが、雲もより立体感を増すので夕方もしくは明け方がベストですな。

オートだけで撮ると面白くないので、思い切って露出をマイナス補正して手前の対象物をシルエット気味に撮れば、ちょっとアートくないショットもゲットよ。デジカメであれば、その場で確認にできる特性を生かして子供がルービックキューブいじるかのごとくカメラの機能をいじり倒してほしい。

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沖縄を伝える〜風景〜
(2008.10.15掲載)
美ら島物語「シマグラファー道場」第7回「夏のリフレイン」