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第14回「ハーリー」

奥武島

我が家の庭には一切手入れされていない悲しきマンゴーの木が一本植えられている。 このマンゴーけなげにも4年に一度ぐらい2〜3個の実を付ける、去年もご賞味させていただいた。今年は、なんとすでに10個の小さな果実が実っているではないか。植えてから20年近い歳月になるが、アッパレ!マンゴー初の快挙である。

今年は、トックリキワタの花もディゴの花も見事に咲き誇っていた。今までそんな事、気にもかけてなかったけど、年齢を重ねるごとに、自然のうつろいが愛おしく思えてくる。みなさん、そんな「うつろい」をカメラに納めようではありませんか。

それにしても、今年のゴールデンウィークは好天に恵まれて良かった、けれども県内の貯水事情を考えると複雑である。例年であれば那覇ハーリー後くらいに梅雨入りし、旧暦の5月4日(ユッカヌヒー/今年は新暦の5月27日)に行われる糸満ハーレー(ハーリー)の鐘が打ち鳴らされる頃に梅雨が開けるとされるが今年の閏年(ユンジチ)と関係あるのか否や、例年とはパターンが違うみたいな。

ここで僭越ながら、私の持論を聞いていただきたい。

近年「異常気象」と言う言葉が叫ばれているが、私はこの言葉に違和感をおぼえる、長年の気象データや統計学等から導きだされた言葉だと思うが、人間の都合による「異常」であって地球にとっては「自浄作用」っすよって事になるのではないか。

先人達は自然に対して畏怖と畏敬の念と謙虚な気持ちで、漁の安全や豊漁・五穀豊穣を願ってハーリーを行ったのではないか。

と偉そうに言いつつ、カメラマン程、自然に対して我侭な人種もおるまい。
「ガスッてる」とか「雲のカタチがイマイチ」とかお天道様に対して常に悪態をついてる天をも恐れぬ職種でありながら、お天道様から一番恩恵をうけている人々である。

自省を込めて、少しでもありのまま天気を受け止めようとするのであるが、いかんせん人間ができていないもので・・・。

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沖縄を伝える〜風景〜
(2009.05.14掲載)
美ら島物語「シマグラファー道場」第14回「ハーリー」