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第36回「リーフな島旅」

 今年の4月5日はシーミーと浜下りが重なりしかも大安吉日のスリーカードな日となり、慌てて海に行った。

沖縄のシーミー(清明祭)とは、祖先の墓を参り、除草や清掃を行い、家族揃ってお墓の前で重箱のクワッチー(御馳走)を食べて無病息災を願う、重要な年中行事。

浜下り(ハマウイ)も年中行事のひとつで、旧暦3月3日の大潮に沖縄の女性らが浜に下りて、海水で身を清めて、健康を祈りつつ、潮干狩 りをしたり、ごちそうを 食べたりする、いわば女達の海のピクニック。

この時期の大潮の海は、潮の干満の差が大きく、リーフ際まで歩けて行けるほどだが、潮が満潮になるスピードも早いので、干満の時間には注意されたし。

私が最初に向かったのは、読谷村残波の海岸。


ここは、昔の石切場の後があり、なかなか不思議な景観。


ここから琉球石灰岩を切り出して、世界遺産に登録されている座喜味城趾を建てたのだろうか、などと歴史ロマンも脳裏をかすめる。

その琉球石灰岩の下には「燃える石」が眠っている。いわば超燐鉱石の様なもので空気に触れると発火する恐ろしい石だっ!

十数年前、琉球大学の実験室で見せてもらったが、マジに発火した。

この石は、世界で沖縄とフィリピン でしか発見されていないらしい。良い子は決して採取されぬよう願いたい。

次に向かったのは恩納村・真栄田岬近くの海岸、ここは潮が引くと水族館の様なイノー(潮たまり)が出現する。


ここではスキューバダイビングの講習会が行われるほど美しいイノーが点在する。


ここもリーフまで歩いていけるがサンダルなどでは危険。


ウニやナマコが無数にいるし、ダルマオコゼ(猛毒の魚)がイノーに潜んでいる可能性もある。


海歩き専用のシューズでビーチコーミング(海浜観察)を楽しんでいただきたい。

浜下り 浜下り 浜下り 浜下り

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沖縄を伝える〜風景〜

(2011.04.17掲載)