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第36回「リーフな島旅」

沖縄イコール 「青い海」

と、言ったイメージから沖縄観光も多様化し、滝や沢歩きなど、沖縄の山々の自然を満喫する観光客も増えているらしい。

「山ガール」なる流行語などから察する、ファッション先行型のトレッキングブームの影響もあると思うが、沖縄の新しい魅力を発見していただく事は嬉しいかぎりである。

などと最もらしい導入は、さておき沖縄本島最巨木と思われるオキナワウラジロガシの巨木に逢いに行った。

オキナワウラジロガシは琉球列島固有のブナ科の常緑高木で西表島から沖縄本島、限域である奄美大島まで分布。樹高は30mまで達し、直径4cmほどの日本最大級のドングリの実をつける。

その巨木は国頭村の山中に威風堂々と存在していた。国道から林道を約一時間程歩くと到着するのだが道しるべもあるようで、ないような微妙な悩ましいルートで、個人で行くのは、おすすめできない。

実際に何人か遭難している(無事保護されたが)。
なので興味のある方は沖縄県のアウトドアショップ・ネオス(NEOS)にてオキナワウラジ ロガシツアーを集っているので、お問い合わせしてください。

【NEOS】
沖縄県浦添市牧港2-50-11
tel 098-877-6122/
E-mail:odeneos@ryukyu.e.jp

                    クリック ⇒

繰り返しになるが、個人で行くのは危険なので、あえて詳しい地名は記していない。
ネットで検索すれば場所を特定する事も可能であろうが、くれぐれも専門家を伴って行ってほしい。

話を戻すと、オキナワウラジロガシの巨木への林道には、幾つものマングース捕獲機が設置されていた。
絶滅が危惧されているヤンバルクイナの天敵であるマングースが、ここ まで北上している事を示していた。途中で炭焼き小屋の跡や藍染の水槽跡があり、ヤンバルの森が人々の生活の糧であった事を偲ばせる。

戦前のヤンバルの森は、建材を育む森でもあった。
琉球王朝時代、首里城築城の際にヤ ンバルの森から多くの木が切り出された。

人力や川をつたい、ヤンバル船(戦前まで活躍した帆かけ船)や馬車なども用いて運びだされたのであろうか。



 

山道 マングースの捕獲器 山道 国頭さばくいの碑 国頭さばくいの碑説明文クリック松の木

当時、木挽きのために歌われた古謡が今残る「国頭サバクイ(クンジャンサバクイ)」 である(道の駅ゆいゆい国頭の近くに記念 碑が立っている)。

一説には、その巨木も首里城築城に使われる予定であったが、反って枝分かれしていたため、伐採を逃れたとの説。説が正しければ、樹齢は有に400年超えか否や。

 

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沖縄を伝える〜風景〜

(2011.05.17掲載)