おきなう 2007年11月01日号
 沖縄県立博物館・美術館 2007年11月1日開館

沖縄の県立博物館は終戦直後の1946年に那覇市の首里と石川市につくられ、数年後には那覇市首里に統合されましたが、何度か場所を変えて竜譚池向かいの旧博物館の場所に落ち着きました。1980年代に、新しい博物館の建設が計画され、当初は2000年の開館を予定していましたが、財政難など色々な事情から建設が遅れていました。そして1990年代に着工が決まり2007年11月1日に開館の運びとなりました。
 


新しい博物館は、「海と島に生きる−豊かさ、美しさ、平和を求めて−』をメインテーマにした常設展を中心に、県内外に沖縄の独自性や優位性を発信します。

なお、美術館では開館記念店を常設展示室を利用して行なうため、記念展終了までは常設展を行ないません。
 


■屋外展示
 
高倉や代表的な民家、十七世紀ごろの涌田窯を配置し、昔ながらの生活や文化を知ることができる。
 将来的に民家での宿泊体験学習なども行なう予定です。

■館内
博物館に入ると、右手に入場券販売所があります。(販売機と窓口)

コインロッカールームで大きな荷物を預けて楽々観覧 
入り口右手には情報センターを設置しています。パソコンで展示物がどこにあるか探したり、クイズで沖縄のことを学べます。また、歴史書や沖縄関連の書籍も置いていますので、調べ物にも使えます。(書籍の貸し出しは不可です)

総合展示室の入り口左側には、ふれあい体験室を設けています。
ここでは、沖縄の民具や着物、サンシンなどの楽器を自由に触ることができます。


■総合展示



シマの自然とくらし
大小40の有人島と120余の無人島で構成される沖縄。
湿潤な亜熱帯の自然や、そこに生きる人々のくらしや文化などを地理模型や映像、タッチパネル型のパソコンで紹介します。
 
ニライカナイの彼方から
沖縄の人々は、サンゴ礁内に広がる「イノー」の彼方に「ニライカナイ」という楽土があると信じていました。サンゴと生き物たちを紹介しながら展示へと誘導します。

 

   

 
海底の地形がわかるジオラマが設置されている。タッチパネルパソコンでメニューを開くと、黒潮の流れや台風の動きなどを見ることができる。


1.




海で結ばれた人々
海の彼方から、多くの動物・人・モノが渡ってきました。先史時代の人の暮らしからは北や南、大陸との交流の様子が見えてきます。

港川人やリュウキュウシカなどの骨格模型も展示されています。

2.

貝塚のムラから琉球王国へ
貝塚のムラから、次第に有力者が現れ一つの国家が統一される様子を、さまざまなグスクやそこからの出土品で紹介します。
3. 王国の反映
琉球王国が一つの国家として成立しました。奄美・宮古・八重山を国内に組み込み、制度を整え、貿易国家として繁栄していきます。
4. 薩摩の琉球支配と王国
薩摩による侵攻後、琉球は王国体制を継続しながら、中国と日本の両方に属する関係も続きます。両国の文化を取り入れ独自の文化が発展します。
5. 王国の衰亡
農村の疲弊などにより王国の財政は悪化していきます。たびたび訪れる欧米諸国からの外圧の前に弱体化していく王国の様子を紹介します。
6. 沖縄の近代
1879年、琉球王国は解体され、沖縄県が誕生し近代化が芽生えますが、沖縄戦によって、多くの人とモノを失いました。


丸くえぐられた文化財級の書の作品は、米軍がトイレの板に使った。
7. 戦後の沖縄
ゼロからの出発、米国と内の時代を経て、新生沖縄県の誕生から今日までの歴史的な出来事を紹介します。


手前のパネルはスライド式になっていて、中には琉球切手やハードロックバンドのLPレコードなどが入っています。
部門展示では、昔からの沖縄の生活慣習や祭りや、人が生まれてから成長していく過程での行事、そしてユタやノロという沖縄のスピリチュアルな部分も伝えています。
博物館での観覧所要時間は常設展だけでもしっかり見るなら2時間くらいは必要です。
贅沢に半日使って、沖縄の歴史文化に触れてみると、知らなかった沖縄が見えてきます。


アクセス

沖縄都市モノレール・バス・タクシー

路線バス
県立博物館前 下車
 (バス番号:3・10・11・223・298)
おもろまち1丁目 下車徒歩3分
 (バス番号:228・290・298)
おもろまち3丁目 下車徒歩5分
 (バス番号:99)
おもろまち駅前 下車徒歩10分
 (バス番号:33・55・56・88・90・98)
上之屋 下車徒歩10分
 (バス番号:20・22・23・27・28・29・31・32・52・63・77・80・99・110・120)
 
中北部から
空港線及びおもろまち行各社バスでおもろまち駅前広場下車徒歩10分
 
南部から
バスターミナルから沖縄都市モノレール乗り換えおもろまち下車徒歩10分
 
空港から
沖縄都市モノレールおもろまち駅下車徒歩10分(おもろまち駅前広場から新都心循環線バスが運行)
タクシーで約30分
 

2 開館時間

日曜日〜木曜日 09::00〜18:00(入館は17:30まで)
金・土曜日 09:00〜20:00(入館は19:30まで)

3 休館日

毎週月曜日(ただし、月曜日が祝日及び振替休日又は慰霊の日の場合は開館し、その翌日以降の最初の休日でない日を休館日とします。)年末年始(12月29日から1月3日まで)

4 駐車場

一般駐車場(普通乗用車)140台(うち障害者用4台)、大型バス駐車場10台、駐輪場25台

5 入館のお手伝い

※盲導犬、介助犬、聴導犬の入館が可能です。
※車椅子をご利用の方は、案内コーナーにてお申しつけください。
※介助が必要な方は案内コーナーにてお申しつけください。


【料金】
開館記念展  料金表
個人 団体(20名以上)
博物館
11/1〜1/20
一般 1,000 800
大高生 800 640
中小生     500 400
美術館
11/1〜2/24
一般 1,200 960
大高生 800 640
中小生     400 320

 
常設展 11/1〜 料金表
  個人 団体(20名以上)
博物館 一般 400 320
大高生 250 200
中小生(県外) 150 120
美術館 一般 300 240
大高生 200 160
中小生(県外) 100 80

 
博物館企画展 料金表
  個人 団体(20名以上)
博物館 一般 200 160
大高生 130 100
中小生(県外) 80 60


沖縄県立博物館・美術館
〒900-0006沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
代表 Tel:098-941-8200 Fax:098-941-3530



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